天然の軟水スポット
天然の軟水スポットは、ミウラの季刊誌『軟水生活』で軟水紀行として紹介しています。バックナンバーはこちら
- 北海道・東北地方
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- 5mg/L以下鳴子温泉郷
中山平(なかやまひら)温泉 - 鳴子温泉郷は5つの温泉地からなる一大温泉郷です。中でも中山平温泉は、化粧水のようにとろみのある肌ざわりで“美肌の湯”として人気を集めています。3つの源泉を混ぜた泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉で、糖尿病、慢性婦人病、神経痛などに効果的といわれています。
- 5mg/L以下鳴子温泉郷
- 関東地方
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- 約10mg/L月夜野(つきよの)温泉
- 泉質はpH9強のアルカリ性単純温泉です。きめ細やかな軟水が織りなす、つるつるすべすべの肌ざわりを実感できます。
- 13mg/L花の駅・片品「花咲(はなさく)の湯」
- 片品村の魅力をいっぺんに堪能できる温泉施設です。泉質はアルカリ性単純温泉で、「香の湯」「風の湯」ともに硬度13mg/Lのなめらかなお湯を楽しめます。
- 中部・北信越地方
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- 0.1mg/L下呂(げろ)温泉
- 泉質はアルカリ性単純温泉です。非常に硬度の低い軟水で、きめ細やかな肌ざわりが大きな魅力となっています。
- 約3mg/L寸又峡(すまたきょう)温泉
- 無色透明の硫化水素系・単純硫黄泉です。湯上がりの肌がつるつる、しっとりすることから“美女づくりの湯”とも称されています。
- 1mg/L以下観音(かんのん)温泉
- 地下600mから湧出するpH9.5のアルカリ性単純温泉です。とろみが強く肌ざわりがなめらかで、“化粧の湯”とも呼ばれています。飲用すると消化器系等の改善、便秘解消などに効果があるといわれています。
- 14mg/L以下奈良田の里温泉
- 奈良時代の女帝・孝謙(こうけん)天皇が湯治に訪れ、病を治したという伝説から“秘境の霊湯”とも呼ばれています。ナトリウム・塩化物炭酸・水素塩泉で、無色透明のとろとろしたお湯で神経痛や胃腸炎にも効果的といわれています。
- 近畿地方
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- 10mg/L以下曽爾高原(そにこうげん)温泉
- 曽爾村は周囲を山々に囲まれた高原リゾート。「亀の湯」はとろりなめらかな美人湯としても評判の温泉です。曽爾高原はススキの名所として知られていて、見所やイベントが充実しています。
- 中国地方
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- 約10mg/L以下湯原(ゆばら)温泉
- アルカリ性単純温泉。15の源泉で、推定毎分6千リットルの豊富な湯量があります。特徴的なのはこれらの泉源が全て自噴泉である、ということ。近隣の伯耆大山や蒜山火山のマグマが熱源となっていると推定されています。
- 3mg/L以下俵山(たわらやま)温泉
- 俵山温泉の原点とも呼ばれる公衆浴場「町の湯」はアルカリ含有量が日本一とされるアルカリ性単純温泉で、リウマチや神経痛の効能が知られています。町の湯内の飲泉所では胃腸秒の名湯「正の湯源泉」を飲むことができます。
- 四国地方
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- 約10mg/L道後(どうご)温泉
- 道後温泉は、約3,000年もの歴史を誇り、日本最古の温泉といわれています。
お湯は無色透明のアルカリ性単純温泉で、硬度は7.4~18.9と低めです。
- 20mg/L未満祖谷(いや)温泉
- 現在、祖谷渓唯一の源泉かけ流しの温泉が、一軒宿の「祖谷温泉」です。日帰り入浴OKの露天風呂は、白い湯の花が浮き、白濁して見えるのが特徴。泉質は硬度20mg/L未満のアルカリ性単純硫黄温泉で、ぬめりのある優しい肌触りを堪能できます。
- 九州・沖縄地方
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- 7~8mg/L嬉野(うれしの)温泉
- お湯はナトリウムを多く含む重層泉です。“美肌の湯”として名高いお湯はぬめりある軟水で、角質化した皮膚をなめらかにして肌にうるおいをよみがえらせます。
- 10mg/L由布院(ゆふいん)温泉
- 湧出量毎分約4万リットル、源泉数850本強と、ともに全国2位を誇る由布院温泉。活火山の由布岳が育んだお湯はきめ細やかな軟水です。
- 4mg/L垂水(たるみず)温泉
- 天然アルカリ性の軟水温泉です。高隅山系を源に地底から湧き出る軟水の温泉水は、健康飲料水として垂水市の特産品にもなっています。
- 10mg/L以下脇田(わきた)温泉
- 硫黄分を多く含むアルカリ性単純温泉です。無色透明で程よいぬめりがあり、神経痛や切り傷にも効果的とされています。